一人暮らしの彼氏の部屋で半同棲がデブの始まり

彼氏が一人暮らしを始めたのが悲劇の始まりでした。
手料理を作って「良いお嫁さんになれるんです、私」アピールをしたかったこともあり、「外食はお金がかかるから、私が何かを作るね」という作戦に出ました。
経済観念があることと料理上手、掃除上手をネタに、一気に結婚へ漕ぎ着けたい一心だったのです。
私も働いていたので、毎日べったりしているのは疲れるだろうと週末を含む3日程度を目安に押しかけ女房状態だったのです。
まずは買い物からがんばりました。
安い食材でなるべく豪華な食卓を整えたいのが本音。
あれやこれやとまるで居酒屋の如くお皿を並べました。
そして、楽しく食べる為にはお酒も欠かせません。
ワイン党だったので、ワインを毎回飲みました。
そして、おさけのつまみとして物足りなさを感じないように、少々味は濃いめが基本。
これが楽しくて楽しくて。
結婚生活と絶対的に違うのは、多少はルーズでもご愛嬌の点です。
飲んで食べて、眠くなったら寝る。
良いお嫁さんになる計画も順調に思え、言うこと無しの密月を過ごしたのです。
ところが、半同棲生活が2か月目に入ると二人ともお腹周りがふっくらとしてしまいました。
「ヤバいよね」
「食べ過ぎじゃん」
でも、この時点ではまだまだ余裕です。
そして3ヶ月目に突入した時の私の体重は、半同棲開始前から4キロも太っていたのです。
若い時の4キロなんて、ちょびっと努力をすればあっという間に減らせたもんです。
ですが、今や立派な中高年。
4キロとなると致命的としか思えません。
彼氏はなんと6キロ越え。
もう、こんな短期間で太ってしまうと成人病になりかねないペース。
良い奥さんぶりをアピールしようとしたのに、健康管理の面がまるで駄目だということを身を持って実証してしまったわけです。
ああ、立ち直れないほどのショック。
この後、「二人で頑張って一緒に痩せようね」と誓いつつダイエットを心掛けたものの、クセになった暴飲暴食グセからはなかなか脱せられない二人。
その後、私はMAX6キロ、彼は8キロまで増量。
やけに艶のいい、ふくよかで幸せそうなカップルとなってしまいました。
お陰様でプロポーズはしてもらえたものの、痛恨の体重増。
彼のご両親にご挨拶に行った時には私の仕業と知ってか知らずか、「家庭料理で体重コントロールしてもらわないとね。一人暮らしってやっぱり食生活が不規則になっちゃうのかしら」と言われて大汗かきました。
これ以上、幸せ太りをしないように祈るばかりです。
っていうか、食べなきゃ痩せるんでしょうけどね。